dialy | ucacoceramics - Part 2
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【梱包資材】のこと

2022年夏現在、器の配送時にエアパッキンを使い出して2か月ほど経ちました。   自身の生活圏内で、できる限りプラスチック製品を減らしたいと思い色々な取り組みをここ5〜6年でトライして来ました。 紆余曲折あり(やって来たトライアルを語り出すと長過ぎるのでここでは省略します)現状でのベストな配送方法としてエアパッキンを利用し始めました。 まず1番大切なの、はご購入者様のお手元にご希望の器を割れずにお届けすること。 迷いましたがエアパッキンを使わないことで破損品が増えお客様へのご迷惑、ゴミに成ってしまう破損品が増えることを回避するためやむをえずの決断です。 薄紙を器に一枚乗せ、エアパッキンの袋に入れています。 今後、もっと良い方法が見つかったらその時はまた変化して行くと思います。 毎日、何かしら得ることがあり、学ぶことがあります。 ヒントは色々なところに転がっていて何気ない景色や見たアート作品から受け取った物をあらゆることに変換しています。 アーティスティックな物を見て、反対に論理的な思考が働いたり、数字の配列を見て新しいアイデアが湧いたり、自身の中で色々な感覚が交差しながらひとつずつ進めて行ってる最中です。 時間はかかっているけど少しずつでも進化して行きたい。 そんな風に思います。...

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8月 20 2022

3つの【リ】

私がモダン金継ぎのワークショップを開催し始めてはや3年?4年? 自分が作る器の修繕の為に漆を使った修繕を習い出したのが6年前。 紆余曲折あり、現在では1回2時間程度のワークショップを全国各地で開催させていただく様になりました。   【金継ぎ】と言えば【日本の伝統的な修繕技法】漆を使うのは湿度の高い日本には適した技術だからこういった美しく素敵な修繕技法が日本に長きに渡って残っているのだと思います。 と言いつつも昨今の金の価格高騰で本金を使っての修繕は以前より更に高価なものへとなりつつあります。 私がワークショップで行っている金継ぎでは【本金】ではなく【真鍮粉】を使っての修繕。 【漆】ではなく【新うるし】と呼ばれる化学溶剤とのハイブリッドアイテム。 色々な意見はあると思うけれど、私は天然素材だけを使っての【金継ぎ】も化学溶剤を使っての【モダン金継ぎ】もどちらも好きでどちらにもそれぞれの良さがあると思っています。 どちらも知っていれば直したい物に応じての選択肢が広がる。 まずはエントリーとしてサッと直せてしまう【モダン金継ぎ】から始めるのも良いと思い、まずは試していただく為にワークショップを色々なところで行っています。 本金継ぎを行う時のネックはなんと言っても【漆かぶれ】 私自身も実際に漆かぶれで酷い目に合ってしまった事がキッカケで【モダン金継ぎ】を始めました。 たくさんの器を修繕していく中で新しい試みもしていて、私ならではの修繕方法も積極的におススメしています。 それがこちら。    割れた器をそのまま直すだけではなく、カケている箇所にガラスや天然石を埋めてredesignすること。 [割れ]も[欠け]も[ヒビ]も金継ぎ修繕するとお気に入りだった器が更に愛おしくなります。 自らの手で新しい価値をデザインし壊れてしまったモノを蘇らせる。 なんと尊い時間だろう?と思います。 自宅開催での金継ぎ修繕の日はちょっとした茶話会です。 接着溶剤を乾かしている間に和菓子とお抹茶をお出ししたり、コーヒーとクッキーをお出ししたり、そんな風に過ごしています。 野外イベント、各種セレクトショップ、カフェなどでも開催させていただいています。 直したい器だけでなく、使わなくなってしまったけれど棄てるのは忍びない… という器がある方は装飾のみでのご参加も可能です。 修繕も勿論のことながら、私の行っている【モダン金継ぎワークショップ】では《RE_design》というのが大きなキーワードです。 re_cycle、re_use、そしてre_design 3つの【RE】いやきっともっとある。 そんな可能性を秘めた時間を皆さまと過ごせれば嬉しい限りです。 お問い合わせはucacoceramics@gmail.com宛か modern_kintsugi_ucacoのInstagramのDMあてにお願いいたします。 2022年8月20日(加筆修正:2023年6月3日)...

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8月 02 2022

✴︎星に願いを✴︎

8月4日は旧暦の七夕だそうです。 北海道の七夕は本州の7月7日よりひと月遅れて8月なんだってことを以前勤めていた会社の同僚たちから聞いたことがありました。 しばらく行けてないけど、大好きな【デッカいドー北海道!】の七夕のタイミングにお星さまにちなんだブログをUPしたい!って少し前から決めていました。   そんなわけで8月4日の七夕の日スタートで星のお皿(オクタグラム)とパーティープレートの受注を再開したいと思います。(受注期間は8月いっぱいの予定です) 納品予定は11月の中旬ごろを目処に製作します。 旧暦の七夕の日に、クリスマスに向けたお皿たちの受注を開始する。 なんだかそんな事を思うだけでワクワクしました。 【8芒星に願いをこめて✴︎】 先日見た葉山の花火大会の打ち上げ花火は、まるでお星様の様でキラキラ煌めいていて、流れ星をたくさん見た様な気持ちになったり、まるで満天の星空の様だなぁ…なんて眺めていたり、天の川みたいだなぁなんて思ってみたり… とにかく煌めく星だらけの花火大会でした。     はたまた、最近の朝の茶事ではお茶請けに金平糖をつまんでみたり。 こちらも砂糖で出来たお星様。 なんだか愛らしいその見た目も柔らかな甘さも、ザクザクした食感も好きです。 近頃の私はどうやらお星様ブームの様です(笑) 水無月の小豆も天の川に見えなくも無い。(やや強引)   個人的には7月7日の七夕よりも8月の旧暦七夕の方が晴天確率が高い印象なのもあり、天の川もバッチリ見れそうだからこの日を七夕として推したいです(笑) 晴れている方が織姫と彦星も安心して夜空をデート出来そうだからハッピーで良いですよね!なんて乙女発言もついでにしておきます。 そんなわけで私は8月の七夕支持派です。   クリスマスに向けたアイテムのオーダーをどうして七夕に? 何故かというと七夕って【夏のクリスマス】みたいだなぁって思うからです。 (もちろん製作に要する日数を考えて期間に余裕を持ってオーダーを取っておきたいというのもあります。 このお星さまのシリーズは失敗も多く、何度も一から作り直したりしているので製作の為のリードタイムがとても長いのです…(スムーズに行けば通常の2~3ヶ月で完成しますがだいたいそうは行かない…)   短冊を笹に飾るのとクリスマスツリーのオーナメント飾りはなんだか似ているし、お正月の1週間前がクリスマスなのと同じ様なタイミングで、お盆の1週間ほど前が旧暦の七夕にあたるのもなんだか親和性が高い感じがしました。   そして、七夕といえば織姫(こと座一等星ベガ)と彦星!(わし座一等星アルタイル) 星座には神話が付き物!!   学生時代、理科の先生が星と神話の話を余談でしてくれた事が夜空への興味を持つキッカケとなったし、とても素敵な先生だったなぁ…と今になって改めて思います。(あだ名はハレー先生だったなぁ…ハレー彗星が地球に近づいていた頃でハレー先生は授業そっちのけでハレー彗星の話をいつもしてたから保護者からクレームが入って、それ以降余談をしてくれなくなり、私はそれが随分寂しかった事を記憶しています)   話を戻して!クリスマスはイエスキリストの降誕の日。 なんだか親和性と神話性がリンクして日本語って同じ音で違った意味がたくさんあって面白いなぁ…ってつくづく思ってひとり唸っておりました。(笑)   意味が違うはずなのにどこか通ずる部分がある【親和性】と【神話性】 毎日が発見の連続で、そんな事を1人でブツブツと呟いてはひとり納得したり驚いたり、突っ込んでは1人でウケていたりと毎日忙しいです。   箸が転げても可笑しい年頃はとうに過ぎているというのに、くだらない事で楽しめる私の心は永遠のセブンティーンです。(苦笑)     自分が生きているこの世界は、小さな事に目を向け耳をすまし、心を開いてさえいればどんな事も素敵に輝いて見えるんだと思います。   世界の色はカラフルで、華やかさに心躍る瞬間がある。   モノトーンの世界も、カラーグラデーションの世界も、時には楽しむ。   またある時には白から黒へのモノトーンのレイヤーが美しく感じる。   どんな世界もあらゆる色に溢れているし光に溢れている。 そして音にも溢れている。     この一年でそんな当たり前かもしれないことに改めて気付かせてもらう事が沢山ありました。   そんな全てのコトガラにありがとうと伝えたい。     現在、金彩の器で展開しているのは 【乳白色】【ピンク】【グレージュ】【チャコールグレー】【黒】がそれぞれゴールドの縁取り。そして【黒×プラチナ彩】の6色展開です。   色も形もたくさんのBIG FAMILYとなったこのシリーズ、前々から絞るべきか?いや、なんだか絞れない…と二転三転して来ました。   去年の今頃にもそんな事を日記に綴っていました。   必然的に展開色を絞る様になるまでは色のグラデーションを楽しもう。と去年の今頃は誓っていました。   今の私は現在庫をもって【乳白色】【黒×ゴールド】以外の色展開を受注製作へと切り替えていこうと思っています。 どの色も私にとって必要だけれど、無理して全ての色を取り込もうとするとパンクする。 だから、少しずつ整理しながら、興味を持ってくださる方の為に、ご要望に応えていく。 そんな風に変えていこうと思いました。 →2023年10月現在、残在庫以外のすべてが受注制となっていますが、ブランドの定番として作り出したこのシリーズで出来る限り欠品させずに品揃えしておきたいアイテムは私がこのシリーズのスタート時の一番最初に作った3型であることは何度自問自答しても明白です。 周りの意見に流されて、定まり切らなかったけれど、やっぱり初心に戻ってPlat10,Plat15,Pat20の乳白色の3型を確実に丁寧に届けられるようにしたいと思います。 これから少しずつ制作を再開しようと思います。 申し訳ございませんが、それ以外の色とカタチは全て受注制とさせていただきたいと思います。   そこにはもちろん材料の仕入れ方や製作ペースをもう少し計画的に行いたいという物理的な事情もあります。   そうする事でご要望がありながらも後手後手にしてしまっていた陶芸レッスンももっと積極的に受けられるし、新しい製作も出来る!   作りたい!と思ってインスピレーションが湧いた物をそのタイミングで作り出してい行きたい。 その時間をもう少し増やしたい。   そんな沢山の思いを実現するためのトライアルです。   ピンク、グレージュ、チャコールグレー、黒×プラチナは色ごとにオーダーを取っていける様にしたいと思っています。   また、定番色とする【乳白色】【黒×ゴールド】もカタチによっては受注製作となります。(パーティープレート、オクタグラム、マグカップは受注対応となります。)   定期的に新色の提案もしたくて、そちらも受注対応を予定しています。   1年かけて見つけたこれから始める方法が正しいのどうかはまだわかりません。 →また違った方法に変え受注制にしました。詳細は下記のブログをご確認ください。https://ucacoceramics.com/2023/09/27 そこからまた微修正をして上記の加筆部分通りPlat10,15,20 の乳白色のみ自身の制作時間に少しずつ作っていきたいと思います。   またどこかのタイミングで変更しているのかもしれません。   【変わらずにあり続ける定番】【長く愛される定番】を作りたいと思い、《ucacoceramics》という屋号を掲げブランドとして活動し始めて5年目です。   まだまだトライ&エラーを繰り返しながらUPDATEの最中です。   【変わらずに長く愛される定番】でありながらも【変化】を恐れず、【緩やかに進化し続ける定番】を生み出して行きたいと改めて思っています。   時代や環境、自分自身の変化に伴い、変化して行く定番のあり方を追い求めたいと思います。     色物を受注製作にするアイデアは、オートクチュールのパリコレクションのランウェイを見ていて閃めきました。   そのランウェイは手の込んだカラフルで華やかで美しいドレス達がたくさん登場しました。   とてもウットリしながらどの色も素敵!と心躍ると同時に、やっぱり私もカラフルが好き!どの色も手放したくない!作っていたい!と改めて思ったのです。   だけど物理的な理由などで思う様に製作できていないのも現実問題として抱えていました。   私の身体はひとつ、手は2本しかない… 倒れてしまったら作れなくなる…   そしてたどりつい辿り着いたのがオーダー制の導入です。     受注製作というのは、前職のアウトドアブランド時代の早期受注会という手法をビジネスモデルとしています。     ucacoceramicsでは、色ものをオートクチュール扱いとして(笑) オーダー制へと移行して行きます。     ファッションが大好きだった20〜30代、アウトドアブランドに情熱を捧げた30〜40代。   七転び八起きどころか何度も何度も転んで泥だらけになっても器作りをしている40代。   長い長い旅をしている様な感覚でucacoceramicsの開業から5年目に突入しています。   まだまだ旅の途中。   毎日綱渡り状態だし、明日どうなるかもわからない。 だけど、そんな一瞬、一瞬を全力で楽しもうと改めて思っています。   今まで経験して来た全てが私という人間を形成している。 どれもこれも私。     色々な仕事や環境を通して得た経験が今に全て繋がっている。   そんな沢山の【コトガラ】から少しずつアイデアソースを頂戴して自分なりのやり方を見つけて行ってる最中です。   オートクチュール方式だ!なんてウキウキワクワクして浮かれているくらいがやっぱり私らしくてそれこそがucacoでありucacoceramicsのSTYLEなんじゃないか?と思います。   今まで皆さまからいただいたご要望に少しずつではありますがお応えして行ける様に邁進したいと思います。   皆さまどうぞよろしくお願いします! 最後に! みんな!私の器買ってね😉 オンラインショップも少しずつ整えている最中です!  ...

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12月 05 2021

射手座新月🌚♐️

2021年12月4日(土) 射手座新月🌚♐️ そして一粒万倍日!! とりあえず久しぶりに宝くじは買ったけど(またもや1枚買い)笑   今日の新月からの種蒔きとして始めるのはブログを書くこと📝 ってずーっと言いつつ継続出来てないですよね😅 書こうと思っているのは自分の器のことについて。     この4年で定番的に作るものがある程度決まってきたので、それぞれのシリーズ毎やアイテム毎について書いて行こうと思います。 何からインスピレーションを受けて作ったのか? それぞれの製作方法を選んだ理由が何か? 製品化に至るまでの過程とかを書いていきます。     欲しいモノを作ろうと思う時、物理的な面で出来ないことも沢山ありました。 今は大きな工房をお借りしているのでラッキーなことに物理的な面がクリアされて来ました。 そんなことも書いて行こうと思います。 裏側見せちゃうの?ってよく言われるのですが…     私はいつも偶然と必然の両方を感じていて、《流れに乗ってみたらこうなった》ということがとにかく多いのです。   全く考えていなかったけど、誰かのちょっとしたひと言や自身のライフスタイルの変化、食の変化がキッカケになってそこから想像を膨らませて行ったら結果的に定番になった。というものも数多くあります。   今、定番として作っている器たちにはそれぞれに対して自分の思いがあります。   《和食器と洋食器では違う人が作っているみたい!》と驚かれたりすることも沢山あるのですが、私的にはどっちもめちゃくちゃ《私っぽい器》です。   雪山シリーズの和食器感とおめかしシリーズの洋食器感は一見すると対極的に見えます。   ですが、私のことを知る人ならばスキーが好きで雪山を見てワクワクしてしまう私も、ラフだけれど少しだけおめかしをしたくなる私も想像出来ちゃうから同じ人が作ってるな!とわかってくれたりします。     人間って多面体だと思っています。   根本的には一緒なんだけど。(飲み食いが好きだから器を作ってる)   角度が変わると見え方が変わる。   その一面ずつを紹介して行こうと思います。   そんな風に思ったのは、この半年、ワークショップや販売会などでお会いした皆様とお話をしている中で色んなことが固まって来たからです。     皆さんに聞かれてご説明させていただいたことなんかをお会い出来ない方にも知ってもらいたいな…と思う気持ちが高まって来たことがキッカケで、来年には紙のカタログを作りたいと思っています。   そこでucacoceramicsを知ってもらえたらな。と。 その時のベースになるものとして、商品に対する製作の背景なんかをブログに書いて行こうと決めました!     ブログに書いたら紙のカタログいらないよね?ってのもわかります。   この辺りのことを書くとまた更に長くなってしまうので端折りますが…   元々から紙のカタログにまとめたいとは思っていました。   ただ、やりたいことが明確になって自分なりにストンと落ちないうちは手をつけない!と決めていたので着手せずにいました。   ブログを再開させようと思いつつ、全然出来て無かったので、カタログ作りの為の土台だから!と思えばしばらくは続けられるかな? 目標は新月や満月のタイミングでの更新!(2週間ごとだし!) それならば忘れないでいられる??   載せたいシリーズのことをバラバラと書いていくことになると思います。   カタログにまとめる時にはそれぞれのストーリーがどうやってつながっていったか?をわかる様にしたいなぁ。(大変そうだな😅) 写真は昔、カタログ作りの時の下書きをする時に使っていたノートです あの頃はPC主体の会社だったのに手書きスタートしてました😅 私はやっぱりアイデア出しの時は手書きが好きです。 手書きの方がPCで貼り付けたものより自分の頭の中に落とし込めて行くから… って、今はPCを持っていないからだけど😅 iPadとApple Pencilもあるけど、結局iPhoneばっかり使ってます😅 あ、新月の日過ぎちゃった😅...

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8月 29 2021

LUMINEさんのYouTubeとWEB記事で掲載いただきました。

株式会社ルミネが運営するライフスタイルコンテンツであるLUMINE MAGAZINEにてインタビューをしていただきました。 ルミネさんが掲げる社訓?キャッチコピー? 〜わたしらしくをあたらしく〜 すごく素敵ですよね。 そんなLUMINEさんのライフスタイルコンテンツに登場させていただくなんてなんだかすごく嬉しいです… インタビュー当日はとても暑くて、冷房の無い工房で汗を手ぬぐいで拭いながら行いました。 周りの人達から【自分の写真や動画を撮った方が良い】と言われることがこのところすごく増えて来ていて、たまに撮る様にはなったものの昔から写真なんかが苦手でカメラを向けられると右手と右足が一緒に出ちゃう様なタイプの人間です(苦笑) 知らぬ間に撮られてるくらいの方が後から見た時に違和感が無いことが多い気がします。。。 ここ数年で言うならば、ろくろを回して集中している時に、気付かないうちに撮られてるくらいの感じがなんとなく自分らしくて気に入っていたりします。。 動画なんかは不慣れではあるものの、今回インタビュアーの方がとても穏やかな空気感だったこともあり、比較的リラックスしてお話出来たかと思います。 とはいえ、話す時の自分の落ち着きのない手のバタバタをもう少しおさえたいな、と思ったり髪の毛いい加減どうにかしたいなぁ… 二の腕マッサージしなきゃ、とか顎のラインどうにかせねば…と思ったり。笑 動画チェックをした日の夜からお風呂で顔をマッサージし始めました。笑 毎日は出来てないけど… こうやってインタビューをしていただくことは定期的に自分を振り返ったり、今後の目標をイメージして行く時に、いつもとても良いキッカケになります。 日々は大きな変化は無い様に感じがちなのだけれど、気付くとこの数年でものすごくたくさんのことが変わりました。 毎日の積み重ねが今につながっていて、鈍臭い動きをたくさんしながらも、その過程も自分なりに楽しんで来ました。 これからも楽しんでいられる様に、器を選んでくださる皆さま、ワークショップやレッスンを受けてくださる皆さまにも笑顔になってもらえる様な活動を続けて行きたいです。 やっぱり器は笑顔の食卓とセットで使っていただけることが私にとってすごく幸せです。 少しでも知ってくださる方が増えて興味を持ってもらえると嬉しいです。 少しずつ前へ進んで行きたいと思います!   2021年8月29日  ...

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BRING YOUR GIFT TO THE WORLD!

BRING YOUR GIFT TO THE WORLD 先日の地球暦イベントに参加した時、考案者の開知さんが私のマップ(星の軌跡カレンダーみたいな感じ)にも書いてくれたメッセージです。 ちゃんと見もしないでしまいかけた私… 言葉に出して言ってくれた。 その時はえ?もらうんじゃなくて渡す?んですか、へぇ、なんか素敵!と… あまりシッカリとも受けとれていなかった。 スッカリ忘れていて、先日何故だか急に工房帰りの車の中で思い出した。 そして、ふと気付いた… 私はいつからかまた多くを欲しがってばかりいたんじゃないのか?と。 届けることより受け取ることばかり欲して無かったか?と… 【吾唯足知】を忘れてないか?と。 いつもいつもテンポが悪くてこういう一番大切なことに気付くのが遅すぎる… すぐに甘えが生じてしまう、人として未熟なんだとまた自分の至らぬ点に気づかされた。 ワガママになってしまっていた。 「なんでもしてくれるもんね!優佳子ちゃん」と周りの人たちから言われることが続いた時、なんだかそんな自分が嫌に感じてしまい、わがままな態度も取った。 そんなブレブレな自分を恥ずかしく思う。 去年、「いつか優佳子さんも地球暦を知る時が来るよ。それまで自分から探してまでは行かなくて良いと思う。行きたかったら行ってもいいけど多分そのタイミングが絶対巡って来るから。」と地球暦のことを話していた知人の言葉は不思議で、でもなんだか柔らかい話し方の中にも重みがあって覚えていた。 確か、去年のマヤ暦イベントに初めて参加した日にそんなことを言われたんだと思う。(記録をしていないから記憶が曖昧だけれど…) 先日の地球暦イベントに参加したのもかなり急な流れだった。 誘ってくれた友人も私も、共に別の予定があったのに何故だか直前にお互い行けることになった。 イベントの企画者は地域で繋がっている人で、その人のやるイベントはかなり面白いものが多くて自分的にはピンと来ることが多い。 それもあって無知なのに参加した。 このタイミングで急にイベントに参加したのは、そういう巡り合わせだったんだと感じている。 だけど、私はあんまり頭も良く無いから色んなことをちゃんと受け取れていなかったかもしれない。 お話を聞いている時はわかった気になる。(頭の良い人が説明してくれるから私でもわかる様に説明してくれるので) でもやっぱりわかっていなくてわからなくなってしまう。 それでも感覚的に捉えよう。と思ってあんまり深掘りせずに、買ったマップ(星の軌跡カレンダー)を部屋にポスター代わりに飾っている。 使い方もまだ全然うまく出来ないし… 綺麗だなぁって思って眺めるくらいでしか無い… イベントの最後の物販の時に自分用とギフト用にこのマップを2冊買った。 何故だか好きなんじゃ無いかなぁ?デザイン綺麗だし!と思い浮かぶ知人がいて、ただなんとなく渡したいと思って2部買った。 こんな今の状況下で誰にでも気軽に会えたりどこにでも行けるわけでもないからタイミングよく渡せるかはわからないけど、どうにかタイミングを作ろうと思って数ヶ月後くらいには渡せるかなぁ?とその時は思った。 イベント終了後、帰り際に開知さんがみんなに言った。 「では皆さんまた今度!じゃあねじゃなくてまた今度!覚えててください。皆さんも是非使ってみてください!」と。 その日の帰り道、参加者の皆さんと夜道を歩き別れ際「じゃあねじゃなくてまた今度ー!」と言って各々の方角に別れた。 そして1週間ほどまたすっかり忘れて普段の生活に戻っていた。 先日、工房からの帰り道の車中で急に色々なことがフラッシュバックして来た。 《じゃあねじゃなくてまた今度》 か…あぁ… だけど、《じゃあねじゃなくてまた今度》があれば《また今度。いややっぱり、じゃあまた…》もあるんだと思い出した。 意味を知ったからもう忘れないで覚えていられるしテンポは随分と遅れてしまったけど以前よりは理解した。 開知さんのお話の中には選択肢は2択じゃない!という話も出てきた。 私は自分が選ぶ時は他の選択肢があるはずだと思って自分の要望を言うのに、人には《どっちが良い?》って2択で聞いていることが多かったんじゃないかな? いつも白黒ハッキリしようとしてた… そんな自分がとてもエゴイスティックだと思えた… グラデーションの話を開知さんが何度もされていて、それでもそのグラデーションがうまく理解できなくて… 私が作っている金彩のお皿は、元々は白と黒の絶対的な2色での展開をするつもりだった。 だけど、黒がうまく出せなくてグレーを作り出した。 そしてピンクも作り出した。今はグレージュもあるし、黒も出せる様になったから合計で5色もある。 その5色を白、ピンク、グレージュ、グレー、黒と並べるとグラデーションが出来上がる。 それを見て、良いなぁ…って思う自分がいる。 【ピンクとグレージュ】【グレージュとチャコールグレー】【チャコールグレーと黒】なんかはお料理とのコーディネートを考えるとどっちでもOKだったりして本当はもう少し色を絞って展開した方が効率的ではある… 自分でも思ってた。 こんなに色展開増えて大変だなぁ…って。 だけど、コレはなんでも白黒ハッキリしたがる自分に向けてのメッセージなんじゃないかと思っていたところもあった。 答えは2択じゃないしYESかNOだけでもない。 頭ではわかっているけど出来ないことも多い。 まだまだ人生の濃淡を楽しむ自分にはなれていないから、この5色を作ることになったんだと思う。 自分自身の気付きの為に。 きっと、お取引先様からのオーダーバランスで色を絞っていく時がいずれか出てくる。 お取引先様主導ではなく、事業のハンドリングはto Cで自身にとって、ブランドの成長にとって大切なお客様のご要望に沿いたいと今は思う。 その時には自分が器だけでなくあらゆる事柄のグラデーションに対してもう少し緩やかに楽しめる様に成長していたい。 きっとそういう時に必然的に色数を減らす様になるんだと思う。 ギフト用のもう一部の地球暦マップは鵠沼工房に貼ろうと思う。 2023年版は買えなかった。 ただ、カレンダーではなく、日記でもなく1年の自分の歩みを円グラフ上になった地球暦カレンダー(1年の自分地図)に記して確認することの意味は少なからずある。星読みともリンクする部分があるので2024年はまた実験の為に買おうかと思う。   きっと陶芸の仕事でのマップとして使うためにあの日2部買いたくなったんだ、きっとそういうことなんだ。 今はそんな風に思う。 もっと強くて優しい人になりたい。 母にも言われた。 もっと強くなりなさい。と。 少しは強くなれただろうか?少しは本当の意味で自分自身に優しくなれただろうか? そうでありたいと今はまた自分を信じている。   (2023年10月 過去部分に線を引いて消し、加筆箇所は太字の斜にした)    ...

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7月 25 2021

新しい場所にて

先週末は群馬県前橋市の中心街に新しく出来たgallery around the table様にて開催いただいた展示販売会の最終日にモダン金継ぎのワークショップとイベント在廊を兼ねて行ってきました。 とても素敵な空間でゆったりと展示していただきすごく嬉しかったです。 群馬県の街中へ来たのは初めて?だったのだけど、会場近くに着いた時、【なんかココ来たことある?】って思う様な懐かしい感じがしました。 きっと、アウトドアブランド勤務時代に各地方都市へ車で出張に行っていた際に見た街並みと被る様な雰囲気だったからかと思います。 当時から、地方都市が再生されて行く雰囲気には魅了されていましたし、私に良くしてくださる各地の皆さんはそういったことにも詳しくて色々な穴場を教えてくださいました。 東京には無い良さを感じることが出来る貴重な時間です。 今回も例外では無く期待以上で群馬県がとても好きになりました。 展示販売会に来てくださる皆さまがステキな方ばかりだったのもめちゃくちゃ嬉しくて、ギャラリーオープンの第一回目にお声掛けいただいたのもとても感慨深く思っています。 ギャラリーも、私も認知度のないところからこの短期間でここまでにされた関係者の皆様のパワーには脱帽です。。 露出もたくさんしていただいたり、口コミもしていただいたり、たくさん接客もしていただいてたくさん売っていただいて、感無量です。 関わってくださった皆さんの愛を感じて軽く泣きそうにもなりました… というかちょっとうるうるしてました。 実際に来てくださった皆さまに直接うつわに対する自分の思いをお伝え出来たこともとても嬉しかったです。。。 群馬県がめちゃくちゃ好きになりました😊 私はうつわの形状も、ワークショップやレッスンなどの形態も【自由度】を高めに設定していて、参加者の方、ご購入くださる方の個性を出来るだけ尊重できるようにしています。 定型化した方が効率的だとは思うのだけど、【選択の自由さ】や【創造する楽しさ】【枠から出て見る感覚】【余白】みたいなものを大事にしたいからフリーダムスタイルでワークショップをすることが多いです。 よく【日本人はキマリがある方がやり易いよ】というアドバイスも色々な方からいただきます。 いつかはそういった【定型】をうまく取り入れることも増やして行かないとな…とは思いますが定型を作るにしても【自由度の高い定型】に出来たら良いなぁ…とは思います。 価値観の押し付けになってしまっては意味がないけれど、出来れば皆さんの感性を存分に表現してもらいたい、その可能性を出来る限りカタチにするお手伝いをしたい。 そこから私も刺激を受けさせて貰いたい。そんな風に思っています。 初めましての皆さまへのワークショップは毎回学ぶことが多くてとても刺激を受けます。 7月は2週にわたって鎌倉、群馬でモダン金継ぎのワークショップをさせてもらえたことはとても良い気付きになりました😊 年齢層の幅も広く何グループかの方を一緒にレッスンする時、しかもフリースタイルレッスンなのでそれなりにイレギュラーだらけなので毎回が学びの連続です。 1日2回レッスンを入れると運転も含めると驚くほどヘトヘトになることにも今回気付きました😅 それでも、レッスン中は刺激的で楽しくて夢中になっているので自分が疲れていることにも気づかなかったりします。 2週連続で計4回、ギュっと詰まったワークショップ開催で、自分の中でも新しい可能性が広がりました。 足りない部分をガラスの装飾でRE-designして修繕した自身の器は、思った以上に皆さまの反応が良くて新たな価値観の創作に繋がりました。 修繕以外にも、なんとなく買ってしまったけれど捨てるのもなんだかなぁ…という器に装飾を施してupcycleしていくこともコレからはもっと積極的にご提案していきたいと思いました。 【金継ぎレッスンに参加したいからわざと器を割る】というお声を聞くと私はなんだか少し心が痛みます。 それだと金継ぎの良さが…本末転倒…って思ってしまって。。。 だけど、不要になってあまり使っていないうつわってきっと皆さん何かしらおもちだったりもするだろうから、そういった器にデザインを施すということでワークショップにご参加してもらうのも良いかもしれない。と思いました。 私が今行っているモダン金継ぎのワークショップは一度ご参加頂ければあとはご自宅で簡単に再現出来る様なレッスン内容になっています。 修繕方法もレッスン中にお伝えするので、その日はお修理する器がなく装飾のみでも、いつか割れたり欠けた時の対応として知っておいていただく機会には出来るかと思いました。 材料を使い慣れておくというのがどんなことでもポイントになると思うので😊 今後は空き瓶などへの装飾も含めたupcycleもご提案したいと思います。 漆を使った本金継ぎもまた自身では再開させたいと思っています。 どちらの金継ぎもやってみて、それぞれの良さを知りその時の自分の生活スタイル、時間の使い方に合わせて取り入れて行きたいと思う様になりました。 最初(と言ってもたったの4年前)は本漆での金継ぎにしか興味がない!と言っていたのに。笑 漆かぶれをして本漆を使えなくなったことで始めたモダン金継ぎでは気軽さや自由度が広がって自分の考え方も変化しました。 陶芸は14年?15年目?となってもまだまだ学ぶことが多くて最近は作業工程のひとつからの学びというよりは全体像を通して気づくことが増えてきました。 金継ぎはまだ初めて4年ちょっとなので新しいコトを試してみるたびに気付きを得ます。 ひとりで製作に没頭する時間もすごく大切で心地よいけれど、ワークショップを通して気づくこと、学ぶことは私にとってはいつも大きな一歩になっている気がします。 2018年から色々なところでワークショップを開催させてもらいながら、こうやって今もちょこちょことお声がけ頂けて、この様な場を与えていただけるのは本当にありがたいと思っています。 今月のワークショップ中に多くの方と接した中で、新しい製作のイメージやコンセプトがまとまって来たことも自分にとってとても大きな出来事です。 【インプットとアウトプット】【静と動】【陰と陽】の様に相反するコトガラは常に表裏一体だとここ最近感じる機会がまた増えています。 今回得たコトを自分なりにカタチにしていける様、今年の下半期も精進したいと思います。 皆さまありがとうございました。 ...

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3月9日

3月9日 私の誕生日は3月10日です。 1日違いのこの日が曲名になっているレミオロメンの歌を知ったのは2019年の1月末のことでした。 あの日教えてもらったことを、つい最近ストリーミングサービスのおススメでこの曲が上がって来て思い出し、近ごろまた聴いています。 2019年のその日は、ちょっとした仕事の相談の様な打ち合わせの様な感じで知人と久しぶりの食事をしていました。 2018年に私が病気をして、一切飲みに行かなくなったのもあり、その日はものすごく久しぶりの会食。 話の流れで私の誕生日がいつか?と聞かれ3月だと言ったらこの曲を教えてくれたのです。 「でも、私の誕生日は10日だよ」とその時も言った気がするし、お決まりのネタで「松田聖子と同じ誕生日!」とも言っていたと思います。 それはどっちでも良いから!的な感じで諭されて😅 歌詞もめちゃくちゃ良い曲だからちゃんと聴いてみて!と言われ帰宅してから聞いたことを思い出しました。 良い曲だなぁ…と思って歌詞を見ながら歌いだしたのですが、色々なことを自分と重ねてしまい涙が溢れて歌えませんでした… 2018年、2019年、パッと見の感じでは私は普通に見えていたかもしれないけど、実際にはとてもしんどかったです。 もちろん少しずつ良くなっていたのだけど何かしらのトラブルを抱えていました。(副作用なんかもあったので) 2018年は放射線治療の怠さが抜けないままどんどんと体内に毒素を溜め込んで行ってました。(2019年は薬の副作用で解毒出来なくなっていました) 大好きだったお酒も受け付けなくなりビールが飲めなくなりました。 ほぼアルコールを飲まなくなっていたのが2018年です。 身体は辛かったけれど、一通りの治療を終えてあとは回復して行くだけだ!と思うとしんどいながらもやりたいことを始められると思いワクワクもし始めた頃です。 だけど、以前の自分の様には動けなくて、やりたい気持ちはあるのに身体がついてこなくてすぐにグッタリしていました。 1日外に出てたくさんの人に会うと、楽しいのだけどそのあとは疲れて2日ほど寝込んでいる様なことも多くありました。 2018年は乳癌が発覚してそれまでの生活が目まぐるしく変化した年です。 とても苦しい年だったのだけれど、あんなに辛かったのだけれど、私はたくさんの周りの人たちの優しさに触れ、家族と離れて暮らしていても私は1人じゃないんだと常に感じられた幸せな年でもあったと思っています。 そんな気持ちだったからこの曲の歌詞が刺さり過ぎて歌えなかったのだと思います… 2018年、本当に余裕が無かったです。 しんどいことを人に知られたくなくて平気に見せるのに必死でした。 2019年も少しマシとはいえ同じ様なものでした。 2020年頃からやっと以前の様に動けることも増えてきました。 それでも、未だに半年に一度の定期検査の時期は不安になります。 いつになったら検査にビクつかなくなるんだろう…と毎回思うけど… (今は普段はほぼ病気のことも忘れているくらい元気です) ただ、自分の体に何かしらの異変を感じると急に不安になりネットで検索してしまって怖くて眠れなくなる日も未だにあります。 悲観的なわけではなく、自分がいつどこでどうなるかなんてわからないのだから、後悔しない様に生きたいとは強く思っています。 どんなことも、後悔しない選択をしたい。 流れに乗って任せたり委ねるのもひとつの選択だと思っています。 我を通すということでは無く、自分のココロにはいつも素直でありたいです。 明日のお昼の空の白いお月様も綺麗だと良いなぁ… 《3月9日》良い曲ですね。 改めて思いました。...

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10月 18 2020

来月の酉の日

会社に勤めていた頃は仕事が全然終わってない😭と焦っていて熊手を買いに行くのが億劫な時もありました。 だけど自営でやり出してからはまだイマイチ決まりは作りきれてはいないけど毎年熊手を買っています。 2017年はまだ会社に勤めてはいたけど仕事を辞めることが決まっていたので、たまたま逗子駅前に出ていた露店で売られていた一番小さな3000円くらいの熊手を買いました。 屋号を入れてもらう時、とても恥ずかしくて《誰にも会いません様に》と思いながら買ったのを覚えています。笑 2018年も駅前に出ていた方から同じく3000円の熊手を買いました。 昨年は神奈川県内の有名なところを調べて行ってみました。 その活気ある風景に圧倒されながらもワクワクし、そして少しだけ大きくしようと5000円の熊手を買いました。 早稲田の穴八幡宮にもフリーランスになったばかりだという旧友を誘って商売繁盛のお札を買いに行きました。 その甲斐あってか? 今年の春に @zuhka.store さんでのお取り扱いが始まり、コツコツと定期的に販売していただける様になりとても嬉しく感じていました。 なによりも自分のお店を持っていない私にとって、地域の皆さんにいつでも見ていただける場所が出来たことはとてもありがたいことです☺️ それだけでなく、今までインスタでチェックされていたという仕入れ先の皆様も駅から近く便利なzuhkaさんに見に行ってくださったりして、実際に器をご覧くださりお問い合わせいただける様になり、少しずつお取引が増えて来ています。 実際にお客様へ提供してくださるだけでなく、ハブ的な場所としても担っていただいている… すごくすごくありがたいです。 そんなことを先日納品で伺った際にお伝えしたらオーナーのちあきさんも一緒になって喜んでくださいました。 『すごく嬉しい。』とウルウルしてくださったのを見て、私は本当に良い人たちに囲まれているのだと実感していました。 今年は更に奮発して10000円の熊手にしたいと思います。 2021年も素敵なお取引先様でお取り扱いしていただけるのを夢見て💪...

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10月 16 2020

おかえりなさい、美しいキミ👠

『おかえりなさい美しい君』   もう無理だと思ったくらい劣化していたピンヒールの靴。 もう10年くらいはヒールの靴をほんとに時々しか履かなくなっているのだけども、このパイソンのピンヒールは当時大好きでとにかく靴がかわいそうなくらい履き倒していました。 こんなに高いヒールなのに歩きやすくて安定感があって綺麗な形で(私の幅広の足型のせいで美しさが損なわれているけども。笑) パイソンだけどもなんとも品の良いこの子が、パンチの強さと繊細さの両方を持っているこの子が大好きで愛おしくてとにかく色んな服装に合わせて長らく愛用していました。   ブリーチアウトしたボトムス、ピタピタの細いスキニーパンツ、はたまたクラシカルなワンピース、古着のリーバイス、ミリタリーウェア、本物のワークウェアのツナギをカットオフしたものなど… ほんとになんでも合わせられる万能選手でした。 30代でお気に入りで履いていた靴です。 逗子・葉山の生活になりヒールの靴も革靴も履かなくなり、放置していたら経年劣化でソールが剥がれていました。 マッケイ製法のレディス靴だと仕方ないか・・・と思いながら。 あとはこの辺界隈の湿度や塩っけもあるとは思います。 だけども逗子のお修理屋さん、いつもビックリするくらい綺麗に直してくれます。 今回は全部剥がして色々塗り直してくれたみたいです。 ものすごく造りの良い靴でした。っておじさんに言われ、《あ、やっぱりそうなんだ…》って思いました。 履き心地の良さは造りから来てたんだ、と深く納得。 購入当時もそれなりに高額のモノでしたが15年くらい?経ってもかなり復活させてもらえて充分元は取れていそうです。 このお修理屋さんのおじさんの仕事ぶりが毎回すごくて、いつか飲みながら話しを聞きたい…そんな風に思ってしまいました。 今回、頼んでいた以外のところも色々とサービスで直してくれてました。 なんていうか… 直す人がそんな風に愛情を込めたくなるなんてやっぱりすごい。 そんなモノを生み出せる人ってすごい。 ちょっと胸が熱くなった【モノへの偏愛】のハナシ。 【物欲】ではなくて【モノへの執着心】が強い私は、こういうおじさんの対応とかにグッと来ます。 きっとおじさんも【モノの声が聞こえる人】なんだよなぁ… やっぱり良いモノを長く。が好き。 この靴を履く機会はまぁそうそうないし、今の流行りはこういうヒール型じゃないし、だけども私は色々な所へ連れて行ってくれたこの靴が今でも好きです。   2020年10月16日...

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