ギフトとして製作した初のアイテム。それが飴色のコーヒーカップ。 | ucacoceramics
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ギフトとして製作した初のアイテム。それが飴色のコーヒーカップ。

陶芸を始めたばかりのころから作って来たお気に入りのカップ。独立前はたくさんの友人や家族へのギフトとして作っていました。

 

10年以上前に自宅用に作って以降、家族や友人へのプレゼントとして作ってきた定番のカップです。

 

当時は紅茶好きだったのでカタチはお茶の香りを充分感じられる様、ひろがりのある形状にし、ストレートでいただく際にお茶の美味しさを感じやすい様に口元はかなり薄くひいていました。

 

カップの色はシルバーティップスの茶葉などを選んだ際に、澄んだ水いろも楽しめるように、内側は乳白色を選びました。
外側を飴色にしたのは、コーヒー好きな来訪者のみなさまにもしっくり来るようにコーヒーの色とリンクさせ、2色の釉薬を掛け分けています。

うすい口元に2色の釉薬をにじませることで柔らかな雰囲気が出る様にしています。

 

 

カップに合わせてプレートも製作していた時期がありました。 ケーキ皿としても単品で使用出来るようにこのカタチです。

 

カップをお皿に乗せても余白部分にクッキーやチョコレートなどの小さなオヤツも一緒に置けるサイズ感です。(金彩のPlat15取り分け皿と同サイズです)

口元や把手部分は特に華奢なので欠けたり折れたりもしやすいです。

私ucacoが作る器の中でも特に薄い器の代表です。

丸いティーカップのシリーズとして、コーヒー用にシュッとした雰囲気に仕上げたくてアウトラインをストレートに寄せた形も展開しています。 とはいえ、柔らかさを出したいのでほんの少しアールをかけています。

 

 

こちらは陶芸を始めて間もなかった2008年より継続して少量で製作してきました。

当時はまだ金継ぎのことを知らず、自宅用のこのカップが欠けてしまった時、作り直しをしようとしていたら、当時通っていた陶芸教室の先生から金継ぎの存在を教えていただきました。

 

取手がなくなってしまったカップに透明と茶色のガラス片を継いで金継ぎしたもの。

 

当時、お教室では金継ぎは教えてらっしゃらず、いつか習ってみようとその時決め、長い間、割れたり欠けたりした自作の器を新聞に包んで段ボールに保管していました。

その段ボールがいっぱいになった頃、丁度会社勤めを辞め、時間が作れるようになったので陶芸と並行して行うために2017年の11月か12月頃に本漆での金継ぎを習いに行き始めました。

 

金継ぎの話も長くなるのでまた追って。

 

 

そして2023年より更にUPDATEして製品化したカップ&ソーサーがこちらです。

 

このカップ&ソーサーについては次回のBlogでUP致します!

 

2023年6月1日 ucaco

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Category

coffee & tea, cup, dish, etc, milk white

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