1年前のCT/MRI検査 そして明日は1年検診 | ucacoceramics
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1年前のCT/MRI検査 そして明日は1年検診

2018年2月19日 MRI
2月21日 CT
検査をまとめて同じ日にやってくれりゃ良いのに…と思っていた。
病院嫌いの私は何度も病院へ行くという行動自体が嫌いだ…
だけど放射線量の問題で別日にしなきゃいけないらしかった。

 

造影剤が初めてだったので体が燃える様に熱くなるのがものすごく怖かった。
事前に説明を受けていなかったらパニックになりそうだなぁと思った。
聞いていたのに焼け死ぬんじゃないか?というような恐ろしさを感じたほどだったから。

 

とにかく検査続きの日々に疲れていたし苛立ちも感じていた。
このひと月ちょっとの間に何回レントゲンやらなんやらで放射線を浴びているんだろう…と思うと自分のことが不憫に思えた。

 

こんなに短期間に何度も放射線を受けている方が癌になるんじゃ無いのか?というようなひねくれた気持ちにもなりそうだった。

 

看護婦さんからストレスになる様な事は出来るだけ避ける様にと何度も言われていて、会社などでの精神的なストレスがあるのは本当に良くないから、と病院へ行くたびに何度も言われた。

 

仕事は辞めたから今はストレスが無いはずなんですけど…と答えていた。(真面目に働いている社会人でストレスが全く無い人なんて皆無で誰にでもストレスはあるんだから)

 

そういうのもあってストレスになることを自分の生活圏内から少しずつ遠ざけるようになっていった。

 

自分でも驚くほどのポジティブな考えの持ち主なのもあって〔仕事を辞めていなければこんな忙しい時期に精密検査とか受けに行ってる時間無いし、って言って面倒くさがって行かなかったな、私…。

それ以前に辞めて無かったら婦人科検診も受けなかっただろうし、発見が遅れて手遅れになっていたかもしれない。やっぱり私はついている。〕と思った。

 

仕事を辞める事になったのは、こういう大きな理由があったからだ!病気に気付く為に導かれたんだと思った。

 

そう思う事でしか次々と巻き起こる色んな出来事に対して納得が出来なかったのかもしれない。

とにかく前へ進むしか道は無くて、その為にはマインドコントロールをしてプラスの考え方にするしか気持ち的な逃げ道がなかった。

 

マイナス感情になってしまう事を考える事がストレスになっているんだと思い、嫌な事を考えたり思い出したりしないで済む様に物理的にも色々と工夫をした。

 

それでも負の感情を0にする事が出来ず、何も考えないで済む様にとにかく時間が許す限りろくろを回し続けた。

そうする事でしか気持ちを保つ事が出来ずにいた。

 

この時期の私は毎日ろくろを回して出来る限り海岸へサンセットを見に行っていた。

 

出来る限り人には会いたく無かった。
平気なフリをする事が辛くて1人で陶芸をしていることがとにかく救いだった。

 

12年の間ずっと陶芸には救われる事がたくさんあったけれど昨年の2018年ほど陶芸の存在が私にとって大きかった年は無い。
もし陶芸をしていなかったとしたら、あの不安定な気持ちをフラットにする手段が無かったということだ…

とはいえろくろを回しながら泣けてきて涙で視界が悪くてうまく作れないという日がかなりあったのだけれど…

 

明日は朝から1年検診だ…
通常の検診ではエコー検査だけど明日はCTだから緊張する…

 

1年検診の事を思うとやっぱり少し不安でここひと月ちょっとの間は微妙に緊張している。

明日の検査結果は月末にわかる。
まずは1年検診をクリアしたい。

 

去年の今頃と比べればかなり通常ではあるけれど、再発の恐怖はまだ消えない。

きっと大丈夫。そう何度も口に出したり文字にしている。

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