器の受注に関してのお知らせ
==================== 受注販売を3つのパターンに分けてみる ==================== 長きにわたり試行錯誤して来ましたが、やっと販売方法が定まってきました。 と言いつつも、また途中で変更するかもしれないです。 (やっぱり、これも違うと思ったらまた別の方法に変えると思います) これはいつものことで、『ユカコ、また言っていることが変わった』とか思われるかもしれないけれど、そういう意見を気にしすぎて振り回されていると軌道修正が遅くなって余計にこじらせてしまうので、仕方ないかと思っています。(ただでさえ陶芸は結果が出るまでに時間がかかるし、ここにたどり着くまでにも滅茶苦茶時間がかかっているので) 現在庫を細々と販売するのは変わらず続けますが、3つの価格設定で販売したいと思います。 その種類は下記の3つ。 ①VIP販売価格¥70,000+TAX=¥77,000 ・オーダー可能点数:1点~13点(下記参照) ❶PLAT20(直径20㎝弱のトーストが乗るサイズ)=1枚~最大7枚 ❷PLAT15(直径15㎝弱のケーキ皿サイズ)+PLAT10(ボンボンショコラが3つほどの小皿サイズ)=各1枚~最大7枚 ❸PLAT OVAL(カップを乗せた横にクッキーやボンボンショコラが乗せられる楕円皿)=1枚~最大13枚 ❹TASSE(小ぶりなフリーカップ)=5脚まで ❺MUG類(取っ手付きのカップ類)=5脚まで ②商品として一般の方へ向けて販売していく通常価格。 こちらはオンラインショップの価格、先日からリピーター様へお送りし始めた商品一覧に記載しているものとなります。 ALL ITEM | ucacoceramics (thebase.in) 今までと変わらずの販売価格と方法ですが、これが出来るのは①と③が入ればこそとなります。 ①が入ることで焼き損じを見越した予備として制作した中で綺麗に焼けたものをオンラインショップに販売いたします。 ③ラグジュアリー販売価格 ucacoceramicsの1点もの和食器 【雪山を彷彿させる天目の器】 ¥250,000+TAX=(¥275,000) ❶碗皿1点 ❷ミニ片口1点+お猪口2点 ❸抹茶碗1点 ◎1と3に関しては1窯分(20㎝×20㎝×20㎝)のサイズ内で制作できるものの受注をお受けいたします。(焼き損じを見越した余裕のある数量で設定しています) ③に関しては物理的な面で制作の可否がございますが、欲しいアイテムやおおよそのサイズ感など、ご要望をいくつか挙げていただき制作にあたらせていただきます。 ①や③をお選びいただける方は受注希望内容を下記からお選びいただければと思います。 (Ⅰ)メールにてご希望をお伝えいただきやりとりする(少しお手間を取らせてしまうかと思いますが、確認などで何度かのメールのやり取りが発生してしまいます) (Ⅱ)ZOOMやLINE電話などでご依頼いただき話しながら決めていく(動画などでしたらサイズ感や色味などを共有しやすいです) =============================== ①や③で受注が入ることで、②の販売価格が実現します ==============================- これで器の制作が再開できれば、やっと私自身も正しく利益を得られます。 好きで続けてきた陶芸を変わらずに好きで居続けられ、数少ないかもしれないけれど私の器をコツコツと集めてくださっていたリピーター様の手元へも無理しすぎない価格で器を届けることができます。 今後の課題としては、①と③のVIP販売やラグジュアリー販売の意味が理解され、②を購入した方が①や③で購入くださる方への感謝の気持ちをもって下さるucacoceramicsのブランドコミュニティ作りが当面掲げていく目標となります。 器を購入くださっている方の中でこのブログを読んでくれている人はとても少ないだろうけど、出来れば②で買いたいとお声をくださる方に、とても理解していただきたい内容なのです。 私自身がここに気づくまでに沢山の失敗を重ねて来て、楽しいことも悔しいこともたくさん経験してきました。 そのたびにこれじゃだめだ!と何度も何度も方法を変えながらやってきています。 ============================== 何故このような販売方法を試してみるのか? ============================== 世の中に優しい人が多いってことを実感出来たらいいな、そう思って今回の販売方法の挑戦を決めました。 諦めそうになっていた時、VOICY放送で知ったビジネス本販売のニュース。 内容もわからないまま題名だけで心惹かれて購入予約をすぐにした本があります。 それが、今年読んだ本の中で一番私の心を動かした〈西野亮廣氏著の【夢と金】〉です。 その本から学び、自身の器のブランド化を強化しながらも既存の顧客様にも満足していただける方法として自分なりに一生懸命考えました。 そしてこの販売戦略をやっと立てました。 これから先は①や③を理解してくださる方に応援したいと思ってもらえるような自分になれるよう諦めず挑戦を続けていく事だと思っています。 =============================== 開業からの6年間で挑戦し失敗もしてきたこと =============================== 陶芸に色々と注ぎ込みすぎて諸々が回らなくなってしまい、長い年月がかかりながらも少しずつ軌道修正して来ました。 この6年でやってきたことはザックリとですが下記となります。 ①3か月ほどで600~800個の器を一人で作って卸した時期。 ・自身の手で作りきれる限界を知る勉強になりました。ヘトヘトで意識がもうろうとしていました。 ②買い取り卸ではなく、委託販売に変更した時期。 ・1回のイベントでの制作数量は100~150個に減らすことが出来て、利幅も上がりましたが実売の当たり外れが生じ、手売りできないと在庫過多になり消化に苦戦しました。 ③在庫過多のリスクを減らすため、個店さんでの継続卸のみに戻した時期。 ・単純に売り上げが落ちてとても厳しくなりました。 ④1~3を全てやめて自身のオンラインショップでの販売のみと、ご縁があった販売イベントの出店のみに絞った時期。 ・販売量が激減。在庫欠品中商品への要望は頂くものの、物理的な事情で製作できない期間が続き売り上げが減る一方となりました。 ❺ここからが新しい取り組みです。 冒頭で記した3パターンの販売価格設定にする。 うまくいかないかもしれない。 それでもどうにか建て直せたらと思っています。 これからの新たな挑戦です。 =============================== 11月上旬に居住のベースを葉山から地元の京都へ移す。 =============================== ギリギリまで葉山ベースで頑張ってきましたが、やはりランニングコストをおさえたくて家賃や光熱費負担を軽くするために京都へ帰ることにしました。 先日、一時帰省して荷物を置く場所の確認などをしてきました。 現在、物置小屋があるスペースを借りて小さな商いをする予定です。 物置小屋は多少ぼろなので整地して新たな小屋を建て直します。 作陶のベースはしばらくの間、現在お借りしている鵠沼の工房に残したままを予定しています。 月に1度(数日間)都内での金継ぎレッスンがあるので、その前後1週間ほどを都内、湘南界隈での活動の日とし、金継ぎレッスンや自身の作陶、可能であれば陶芸の体験レッスンもお受けする予定です。 陶芸のレッスンに関しては、自身の制作時間との兼ね合いもあるため色々と進めていきながら要検討といったところです。 現状はこのようなところです。 2023年10月3日 ucaco ...
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