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BRING YOUR GIFT TO THE WORLD!

BRING YOUR GIFT TO THE WORLD

先日の地球暦イベントに参加した時、考案者の開知さんが私のマップ(星の軌跡カレンダーみたいな感じ)にも書いてくれたメッセージです。

ちゃんと見もしないでしまいかけた私

言葉に出して言ってくれた。

その時はえ?もらうんじゃなくて渡す?んですか、へぇ、なんか素敵!と

あまりシッカリとも受けとれていなかった。

スッカリ忘れていて、先日何故だか急に工房帰りの車の中で思い出した。

そして、ふと気付いた

私はいつからかまた多くを欲しがってばかりいたんじゃないのか?と。

届けることより受け取ることばかり欲して無かったか?と

【吾唯足知】を忘れてないか?と。

いつもいつもテンポが悪くてこういう一番大切なことに気付くのが遅すぎる

すぐに甘えが生じてしまう、人として未熟なんだとまた自分の至らぬ点に気づかされた。

ワガママになってしまっていた。

「なんでもしてくれるもんね!優佳子ちゃん」と周りの人たちから言われることが続いた時、なんだかそんな自分が嫌に感じてしまい、わがままな態度も取った。

そんなブレブレな自分を恥ずかしく思う。

去年、「いつか優佳子さんも地球暦を知る時が来るよ。それまで自分から探してまでは行かなくて良いと思う。行きたかったら行ってもいいけど多分そのタイミングが絶対巡って来るから。」と地球暦のことを話していた知人の言葉は不思議で、でもなんだか柔らかい話し方の中にも重みがあって覚えていた。

確か、去年のマヤ暦イベントに初めて参加した日にそんなことを言われたんだと思う。(記録をしていないから記憶が曖昧だけれど

先日の地球暦イベントに参加したのもかなり急な流れだった。

誘ってくれた友人も私も、共に別の予定があったのに何故だか直前にお互い行けることになった。

イベントの企画者は地域で繋がっている人で、その人のやるイベントはかなり面白いものが多くて自分的にはピンと来ることが多い。

それもあって無知なのに参加した。

このタイミングで急にイベントに参加したのは、そういう巡り合わせだったんだと感じている。

だけど、私はあんまり頭も良く無いから色んなことをちゃんと受け取れていなかったかもしれない。

お話を聞いている時はわかった気になる。(頭の良い人が説明してくれるから私でもわかる様に説明してくれるので)

でもやっぱりわかっていなくてわからなくなってしまう。

それでも感覚的に捉えよう。と思ってあんまり深掘りせずに、買ったマップ(星の軌跡カレンダー)を部屋にポスター代わりに飾っている。

使い方もまだ全然うまく出来ないし

綺麗だなぁって思って眺めるくらいでしか無い

イベントの最後の物販の時に自分用とギフト用にこのマップを2冊買った。

何故だか好きなんじゃ無いかなぁ?デザイン綺麗だし!と思い浮かぶ知人がいて、ただなんとなく渡したいと思って2部買った。

こんな今の状況下で誰にでも気軽に会えたりどこにでも行けるわけでもないからタイミングよく渡せるかはわからないけど、どうにかタイミングを作ろうと思って数ヶ月後くらいには渡せるかなぁ?とその時は思った。

イベント終了後、帰り際に開知さんがみんなに言った。

「では皆さんまた今度!じゃあねじゃなくてまた今度!覚えててください。皆さんも是非使ってみてください!」と。

その日の帰り道、参加者の皆さんと夜道を歩き別れ際「じゃあねじゃなくてまた今度ー!」と言って各々の方角に別れた。

そして1週間ほどまたすっかり忘れて普段の生活に戻っていた。

先日、工房からの帰り道の車中で急に色々なことがフラッシュバックして来た。

《じゃあねじゃなくてまた今度》

か…あぁ

だけど、《じゃあねじゃなくてまた今度》があれば《また今度。いややっぱり、じゃあまた》もあるんだと思い出した。

意味を知ったからもう忘れないで覚えていられるしテンポは随分と遅れてしまったけど以前よりは理解した。

開知さんのお話の中には選択肢は2択じゃない!という話も出てきた。

私は自分が選ぶ時は他の選択肢があるはずだと思って自分の要望を言うのに、人には《どっちが良い?》って2択で聞いていることが多かったんじゃないかな?

いつも白黒ハッキリしようとしてた

そんな自分がとてもエゴイスティックだと思えた

グラデーションの話を開知さんが何度もされていて、それでもそのグラデーションがうまく理解できなくて

私が作っている金彩のお皿は、元々は白と黒の絶対的な2色での展開をするつもりだった。

だけど、黒がうまく出せなくてグレーを作り出した。

そしてピンクも作り出した。今はグレージュもあるし、黒も出せる様になったから合計で5色もある。

その5色を白、ピンク、グレージュ、グレー、黒と並べるとグラデーションが出来上がる。

それを見て、良いなぁって思う自分がいる。

【ピンクとグレージュ】【グレージュとチャコールグレー】【チャコールグレーと黒】なんかはお料理とのコーディネートを考えるとどっちでもOKだったりして本当はもう少し色を絞って展開した方が効率的ではある

自分でも思ってた。

こんなに色展開増えて大変だなぁって。

だけど、コレはなんでも白黒ハッキリしたがる自分に向けてのメッセージなんじゃないかと思っていたところもあった。

答えは2択じゃないしYESNOだけでもない。

頭ではわかっているけど出来ないことも多い。

まだまだ人生の濃淡を楽しむ自分にはなれていないから、この5色を作ることになったんだと思う。

自分自身の気付きの為に。

きっと、お取引先様からのオーダーバランスで色を絞っていく時がいずれか出てくる。

お取引先様主導ではなく、事業のハンドリングはto Cで自身にとって、ブランドの成長にとって大切なお客様のご要望に沿いたいと今は思う。

その時には自分が器だけでなくあらゆる事柄のグラデーションに対してもう少し緩やかに楽しめる様に成長していたい。

きっとそういう時に必然的に色数を減らす様になるんだと思う。

ギフト用のもう一部の地球暦マップは鵠沼工房に貼ろうと思う。

2023年版は買えなかった。

ただ、カレンダーではなく、日記でもなく1年の自分の歩みを円グラフ上になった地球暦カレンダー(1年の自分地図)に記して確認することの意味は少なからずある。星読みともリンクする部分があるので2024年はまた実験の為に買おうかと思う。

 

きっと陶芸の仕事でのマップとして使うためにあの日2部買いたくなったんだ、きっとそういうことなんだ。

今はそんな風に思う。

もっと強くて優しい人になりたい。

母にも言われた。

もっと強くなりなさい。と。

少しは強くなれただろうか?少しは本当の意味で自分自身に優しくなれただろうか? そうでありたいと今はまた自分を信じている。

 

(2023年10月 過去部分に線を引いて消し、加筆箇所は太字の斜にした)

 

 

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